2014年。関西電力大飯原発の運転停止命令を下した樋口英明・福井地裁裁判長は、定年退官を機に日本の全原発に共通する危険性を社会に広める活動をはじめた。それは、原発が頻発する地震に耐えられないことを指摘する、誰もが理解できる“樋口理論”である。そして日本中の原発差止訴訟の先頭に立つ弁護士・河合弘之は、 “樋口理論”をもって新たな裁判を開始した。逆襲弁護士・河合と元裁判長・樋口が挑む訴訟の行方はいかに!
一方、福島では放射能汚染によって廃業した農業者・近藤恵が農地上で太陽光発電するソーラーシェアリングに農業復活の道を見出す。近藤は反骨の環境学者・飯田哲也の協力を得て東京ドームの面積超の営農型太陽光発電を始動させる!福島で太陽光発電農業を営む人たちは口々に言う「原発をとめるために!」と。脱原発への確かな理論、被災から立ち上がる不屈の魂、原発事故11年目、真実と希望の映画が誕生した!
■公式サイト
原発をとめた裁判長 そして原発をとめる農家たち
(C) Kプロジェクト
2022年9月10日(土)公開